【偉人の雑学】徳川吉宗の功績

偉人の雑学

徳川吉宗ってこんな人

徳川吉宗と言えば、真っ先に浮かぶのが暴れん坊将軍です。身体一つで市井に出て悪代官をバッサバッサと切り捨てる。

もちろん、これは創作の話で現実の吉宗はそんなことしません。
徳川8代将軍として享保の改革を行った人です。
目安箱の設置、公事方御定書の制定などを行い、倹約令と増税によって江戸幕府の財政難を立て直した将軍として有名です。

吉宗の後、松平定信が寛政の改革、水野忠邦が天保の改革を行いますが、それぞれ短命で失敗に終わります。

なぜか。

それは吉宗が将軍だったからでしょう。
今の日本の総理大臣みたいに支持率を気にする必要はありません。解散総選挙もありません。
絶対的な殿様ですから好き勝手ができたのです。
もちろん、それは吉宗自身が優秀だったからですが。

もっとも、自分は偉人の表の功績よりも脇道の話の方が好きなので、徳川吉宗について書いていきます。

食べ物との関連

どんな偉い人でもメシを食べます。
まして吉宗は農業の振興策を打ち出したため、食べ物との関連性の強いエピソードがいくつかあります。

さつまいも

西日本で発生した、死者が1万人とも100万人とも伝えられる享保の大飢饉。

1万人と100万人ではまるで話が違ってくるのはさておき、記録も残せないほどの大飢饉の中で、さつまいもの栽培が始まっていた薩摩藩だけが唯一餓死者を出さなかったことに着目し、サツマイモの研究と栽培促進を命じたのが吉宗です。
別の話ですが、ジャガイモの普及がヨーロッパを飢餓から救ったということもあります。

芋って偉大ですね。

さらに余談ですが山芋は世界中に分布している上に、生食できる唯一の芋だそうです。

万が一無人島に1人で置き去りになったら、つるの巻き付いた木を探せば、足元に貴重な食料が埋まっていますよ。

そんな機会、一生無いでしょうけど。

和三盆

高級砂糖として有名な和三盆も吉宗に由来があります。
商品作物の栽培を奨励する中でサトウキビが入っており、その製法を確立することで、それまでは輸入に頼っていた砂糖の国産化に成功しました。

個人的には漫画”美味しんぼ”で度々紹介されてるイメージです。
作中では和三盆にあらずんば砂糖にあらずくらいの扱いですが、現在は安い外国産の砂糖に押されて、昔ながらの製法を守っているのはただ1軒だけとのこと。

小松菜

現在の東京都江戸川区に会った小松川村に鷹狩にでかけた吉宗が、当地で出された吸い物に入っていた菜っ葉の名称を尋ねたところ、特に名前がなかったためにその地の名前をとって小松菜と名付けたという話が残っています。

その後も将軍家への献上が続けられたり、江戸の雑煮の定番になったりと、東京の人には馴染みの深い野菜です。

八十八将軍

最後に、吉宗と言えばやはり米です。上米の制や定免法の採用、新田開発の症例など米にまつわる話が多いです。

将軍自ら米相場にも精通していただんだとか。

そんなことから、吉宗のことを世間では米将軍または八十八(米の漢字をバラして)将軍と呼ぶこともあったそうです。

ちなみに、20年位前の話になりますが公立高校の入試問題に、

「徳川吉宗はその政策から〇〇将軍と呼ばれた」

という問題があったそうですが、およそ3割が暴れん坊将軍と回答していたそうです。

政策”暴れん坊”ってやんちゃすぎるでしょ。


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