【雑学】外国人助っ人はあり?甲子園と高校野球の豆知識

スポーツの雑学

甲子園球場は高校野球のために作られた

甲子園球場といえば阪神タイガースの本拠地として、熱狂的なファンが集う野球の聖地として知られていますが、じつは建設の目的は高校野球のためでした。

当時、中学野球(現在の高校野球)の人気が沸騰し、当時開催されていた鳴尾球場では運営上の支障が出るということで、新たに高校野球専用の球場を建設したということです。

竣工したのは1924年。
前年の1923年に日本初のプロ球団ができていますから、世の中の野球熱が高まっていたのかもしれません。

ちなみに鳴尾球場とは、鳴尾競馬場の敷地内に作った仮設の球場でしたので教育に悪いことこのうえないですね。

甲子園のお金事情、放送権料と球場使用料

高校生のスポーツ大会で全試合を全国ネットで中継するのは野球だけです。

大人の悪い癖で、さぞ巨額な放映権料が必要なんだろうと調べてみたところ、

なんと、0円でした

さらに、高校野球連盟いわゆる高野連が甲子園球場の所有者である阪神電鉄に支払う球場使用料。

これも、0円でした。

清い汗を流す高校球児を商売道具に使ってるとばかり思っていた自分の不明を恥じるばかりです。

その昔、甲子園には敗者復活があった

敗者復活があったとは言っても、第2回・第3回大会の黎明期における2度だけです。

当時は参加チームも12チームだけの大会でした。
トーナメントを組むために、1回戦敗退のチームから4チームを抽選で敗者復活していたそうです。

ところが、第3回大会で一回戦敗退した和歌山中学が、敗者復活したのちに快進撃で優勝。
1度負けたチームが優勝とはどういうことだと異論が噴出し、敗者復活制度はわずか2回で消滅したのでした。

高校野球で金属バットを使う理由

プロ野球と高校野球の大きな違いに、バットの素材があります。
プロでは木製バットのみですが、高校野球では金属バットを用います。
もちろん、高校野球でも木製バットの使用は禁じられてはいませんが、金属バットの方が打球の飛距離も出るため、木製バットを使うケースは稀です。

そのため、高校球児はまだ非力なため金属バットを使用していると思われがちですが、高校野球で金属バットを使うようになった理由は別にありました。

じつは木製バットは痛みも早く道具としての寿命が短いため、金銭的に苦しい学校では多くを用意できません。
そのため、丈夫で長持ちする金属バットが用いられるようになったのだとか。

もとは経済的な理由だったんですね。
とはいえ、暑い夏に聞こえるカキーーンという打球音が好きなので、これからもそのままであってほしいと望みます。

ルール上はオール外国人のドリームチームでもOK

箱根駅伝を見ているとたまに見かけるのが、外国人留学生の選手です。
大きなストライドで、ちょっとその辺の日本人選手とはレベルの違う走りをする姿を見ているとちょっと鼻白んでしまうのですが、高校野球ではあまり見かけません。

ダルビッシュ有やオコエ瑠偉など、ハーフの選手をたまに見かける程度です。

では、高校野球では外国人選手は出場できないのでしょうか?

答えはNOです。

ルール上、外国人についての規制はなく、なんなら全員アメリカやキューバの選手で固めてしまってもOKです。
(世論はどうなるか知らないけど。)

実際に、現在プロ野球の巨人に在籍している陽岱鋼は台湾出身で、高校3年間を福岡第一高校で過ごしています。
ちなみに、日本の高校に3年間以上在籍していると、プロ野球においては日本人扱いされて外国人選手枠に入らないというメリットもあります。

ではなぜ高校野球に外国人助っ人がいないのか。
ここからは完全に私見です。

日本の野球やサッカーにおける強豪校は、一般的な常識からは乖離した強烈な上下関係を強いることが多いので、外国籍の選手はなじまないんじゃないかと。

本人の希望ならいざしらず、あまつさえわざわざ海を渡ってまでスカウトして呼び寄せた選手に、常軌を逸した練習を課した上に、上級生のユニフォームを洗濯しろだの、日常の世話をしろだの、ヒマだから余興をしろだの強要していたら、良くて訴訟。悪くすれば国際問題になりかねません。

そんな理由で高校野球には外国人選手がいないんじゃないかと考えている次第です。
もちろん、異論は認めます。強豪校の内情に詳しい方がいたら、ぜひ教えてほしいものです。

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