【雑学】麒麟とキリンにつながる連想豆知識

雑学

さて、NHK大河ドラマの「麒麟がくる!」も長良川の戦いで一段落して、次の展開が楽しみなところです。
回数を短縮して年内で終わらせるとか、越年して来年まで入っても最後までやるとか取り沙汰されていますが、実際のところどうでしょうか。

個人的には、土曜日の夜に「麒麟がくる!」を続けて、日曜日の夜に次の大河ドラマを放映したらいいじゃんと思っています。

さて、今日は大河ドラマの話ではなく、「麒麟」についての雑学です。

麒麟は慶事・太平の兆し

麒麟は中国において神聖な存在であり、王が仁のある政治を行うときに現れる神聖な生き物とされています。
また、思いやりのある仁獣であり、太平(平和)の象徴でもあります。

そんな麒麟を明智光秀を題材にした大河ドラマのタイトルに用いたのは、必ず後半に向かって明らかになっていくはずです。
明智光秀が太平の兆しである麒麟とするのであれば、倒す織田信長は戦乱の象徴にされるでしょう。
これまでの大河ドラマに比べて、織田信長の残虐性が強めに演出されるような気がします。
(個人的には残虐な信長を演じる染谷翔太に期待)

もっとも現実の明智光秀についても、結果として豊臣秀吉の天下統一を決定づけました。
畿内中に恨みを買いまくった信長が倒されることで留飲を下げた人も多かったでしょうし、秀吉の畿内治世をスムーズにして天下泰平に向けた大きな貢献をしたことは間違いありません。

キリンと呼ぶのは日本と中国だけ

まさか麒麟について実在の生き物だと思っている人はいないと思いますが、一応、想像上の生物です。

ただし、龍の顔に角をもち、馬の蹄と牛の尾っぽ。体調は5mで体は鱗に覆われ黄色の体毛が生えている。

これだけ聞いて、鱗の部分だけ耳をふさげば、まんまキリンです。
実際、明の時代に本物のキリンが中国に連れてこられた際に、ちゃんと現地の言葉でゲリ(ソマリ語)という名前を紹介されたにもかかわらず、当時の皇帝が

「これこそ麒麟である」

と決めつけたことから、その名が日本にも入ってきてキリンという名前が定着したとのことです。

前述の中国における麒麟が現れることの意味からすれば、無理もないことだったかもしれません。
が、もちろんキリンは英語でジラフ(giraffe)であり、現地でも欧米でもキリンという単語はこれっぽっちも通じません

蛇足ですが、麒麟が体長5mという伝承すら実在のキリンを見て書き加えたんじゃないかとすら思えます。
案外、皇帝への忖度だったりして。

キリンはその長い舌で・・・

キリンの長いのは首だけではなく、50cm近くの大変長い舌を持っています。
もちろん、長い舌でたくさんの葉っぱを巻き取って食べるのですが、鼻くそもほじります

じつは口呼吸をするのは人間だけで、ほぼすべての哺乳類は鼻でのみ呼吸をします。
そのため、鼻が詰まったら掃除をしないと窒息します。

動物園でキリンを見る機会があったら、よく見てみてください。
運が良ければ、長い舌を鼻に突っ込む姿をみれるかも・・。

キリンビールのロゴが毛むくじゃらの件

一般的な麒麟のイメージと、キリンビールのロゴの麒麟を見比べてみるとちょっと違いがあることがわかります。

一般的な麒麟
キリンビールのロゴ

どうでしょうか。

麒麟は元々、龍の顔をしています。
つまり、髭は2本です

ところがキリンビールの麒麟は毛むくじゃら。

これはじつは創業(正確には再建)に携わったトーマス・グラバーをモデルにしていると言われています。
幕末好きな人にはおなじみのトーマス・グラバー。
長崎の有名な観光地、グラバー亭の主だった人で、武器商人として坂本龍馬とも縁のある人物です。

麒麟ビールと名付けた国産ビールに、グラバーが
「大きな麒麟をデザインしたラベルに変えよう」
と提案したことが今のキリンビールのロゴにつながっています。

さて、そのデザインされたキリンは上記の通り毛むくじゃら。

これは、トーマス・グラバーの髭をモチーフにしたともいわれています。

では、トーマス・グラバーがどれだけ髭もじゃだったのか。

トーマス・グラバー

・・・。

そうでもない笑

鉄鋼王 アンドリュー・カーネギー

これくらいをイメージしてました。

まあ、鼻の下から耳までつながる立派な髭を見てみると、トーマス・グラバーが段々麒麟に見えてきませんか?

来ないか。

おしまい。

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